2024年10月5日土曜日

住宅業界1年生物語 ~ 「えっ、誤解してた!」~巾木の巻~

みなさま はじめまして。

デバイス・ホームの菅(すが)と申します。

今年2月に入社した新人で、普段は会社のHPの更新や運用の業務に携わっています。

住宅業界の仕事は初めてで、新しい気付きや発見がたくさんあり、学び続ける楽しさを味わう毎日です。

 

住宅業界1年生の私が、社内で誰にも負けないと、密かに自負していることがあります。

それは…「素人目線」ですw(←当たり前)


ということで、そんな1年生の私が感じた「そーだったんだ、住宅」を綴りたいと思います。

 

今回は、以前から「厄介者~」と感じていたある部分について書きます。

その部分とは… 

これです!

これは、壁と床の間に付けられている板状のものです。


以前の私は、これの名前も役割ももちろん知らず、あろうことか…

「ゴミがたまる厄介者!」と思っていました。

なぜなら… 

このホコリ、見えますか?

 

こんな細い段差にも関わらず、足元近くということで、とにかく埃が溜まる、溜まる!


床の掃除機をかけた後に、アタッチメントをハンディータイプに交換し、中腰になって

ぐる~っと「厄介者」の上に薄っすらと溜まった埃を吸い取る。

掃除機だけでは綺麗にならないときは、さらにハンディーモップを使って、床に膝をついてフキフキッ…

こんな具合で、手間暇かけてようやくキレイに…

(フ―、疲れた~、腰痛い~)


なんでこんなものがあるのか、「ホント厄介者!」と、ずっと思っていました。

数カ月前までは…

 

でも住宅業界に入り、これには「巾木(はばき)」という名前があり、

大切な役割があることを知り、考えが180度変わりました!


*「巾木」の役割 *

1.壁と床の隙間を隠す

通常、壁と床の間には床鳴りやたわみを防ぐために隙間が設けられています。

しかし、隙間が出ている状態では隙間風が部屋に入ってしまいますし、そこにゴミも溜まってしまいます。

そこで、巾木をつけて隙間を隠すことで、隙間風やゴミを防いでいます。

2.壁が汚れや傷がつくことを防ぐ

壁と床の境目あたりは、掃除のときに掃除機や雑巾があたりやすい場所です。

もしも壁紙が剥き出しだと、だんだん黒く汚れたり、壁紙が剥がれてきたりと、見栄えが悪くなってしまうでしょう。

そうならないように、巾木を設けて壁紙をダメージから守っているのです。

3.お部屋の印象を決めるデザインとしての機能


以上のような理由から、ほとんどの住宅では基本的に巾木が設けられているそうです。


「巾木」さん、そんな大切な役割があったなんて…

今まで厄介者扱いして ゴメンナサイ!💦

こころ入れ替えます!

 

この「巾木さん、ごめんなさい!」を経験した私は 、たとえどんなに地味な部分だったとしても、ひとつひとつが大切な役目を持ち「住宅」を形づくっていることに感銘を受けました。


住宅業界1年生の私は、日々このような感動を覚えながら仕事を行っています。

デバイス・ホームのHPでも、この感動を少しでもお伝え出来ればと思っています。

偶然こちらの記事にお越しくださった方も、ぜひHPにもお立ち寄りください。

***HPはこちらから↓***

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回のブログもよろしくお願いします。

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